株式会社biima(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田村恵彦)が運営する21世紀型総合キッズスポーツスクール「biima sports(ビーマスポーツ)」と千葉工業大学(千葉県習志野市、学長:伊藤穰一)は、 創造工学部デザイン科学科の履修科目の一つである「スポーツアクティブラーニング」にて、全国で400校以上で展開されている総合キッズスポーツスクール「biima sports」を活用し、レッスン見学や社員へのインタビューを通じて、学生たちの幅広い視点から多角的に物事を考える能力を養うためのプロジェクトを実施いたしました。
■実施背景
現代の教育現場では、従来の学習方法に加え、実践的なスキルや多様な視点から物事を捉える力が求められています。特に、デジタル化が進み、社会構造が複雑化する現代において、単なる知識の習得だけでなく、実社会において直面する課題に対応できる実践力や創造力がますます重要視されています。今回のプロジェクトでは、biima sportsを通じて、実際に学生達が子どものスポーツ教育をより良くするための方法をチームで模索し、プレゼンテーションを行います。
■今後の展開
biima sportsでは、今後も専門学校や大学等の教育機関と連携したプロジェクトを展開する予定です。biima sports等の実際の教育現場を通して、多くの学生のキャリア形成に貢献するとともに、多くの子どもたちにとってより良い教育環境を提供することを目指して活動してまいります。
■実施内容
内容 :biima sportsのレッスン見学や社員へのインタビューを行い、子どもたちが運動を通して自己肯定感を高めるためのデザイン考えプレゼンテーションを行う
対象者 :千葉工業大学に在籍の学生
活動期間:2024年7月~
このプログラムを通じて千葉工業大学の学生は、実際にスポーツ指導の現場や企業を訪問し、実際に存在する社会課題に対する提案を行うことで「課題発見力・解決力」
「創造力」「チームで働く力」「プレゼンテーション能力」を向上させるだけでなく、今回はデザイン科学科とコラボレーションしているため、UXデザインのフレームワークを活用した学びを通して、より実践的で多様な学びを得ることを目指しました。
<千葉工業大学「スポーツアクティブラーニング」について>(千葉工業大学 体育教室 教育センターhttps://sslabcit.wixsite.com/home/%E6%8E%88%E6%A5%AD より引用)
体育教室では、スポーツ科学の他に教養特別科目として「スポーツアクティブラーニング」を開講しています。
「スポーツアクティブラーニング」はスポーツ科学の発展型の授業として、キャンパス外の活動も含め、自ら考え行動することを実践する授業科目となります。スポーツアクティブラーニングは 3、 4 年次を対象に主に集中型の科目として夏期休業中または春期休業中に開講されており、所定の要件 (試験や授業内レポートの評価点数) を満たせば 1 期あたり2 単位が認められます。
現在開講予定のスポーツアクティブラーニングの種目は以下の通りです。
[ ゴルフ,スノースポーツ,マリンスポーツ,ネイチャーアクティビティ、キッズスポーツ]
千葉工業大学におけるスポーツ科学およびスポーツアクティブラーニングの授業は高校までの内容とは異なり、「教養教育」として自ら課題を見出し、いかにその課題を解決するかを「考え、実践すること」を重視しています。授業内では心身の総合的なスキルの向上を目指し、単に与えられた課題をこなすだけでなく、さまざまなレベルの受講生が上達し、かつ安全に楽しく取り組めるように、受講生自らが授業の課題を見出し、その課題を解決するための意見を出すことが必要となります。さらに、他者の様々な意見を聞き討論を行うためのコミュニケーション能力、幅広い視点から物事を考える能力の獲得を目指します。